家族会Buddyでは脳科学の観点から「幸福」を得るための活動を行っていきます。
その根拠となる考え方をここで解説していきます。
「幸福」を脳科学的な観点から考えることで、どのような行動をとる必要があるかが見えてきます。
依存症やひきこもり、不登校など家族の悩みもこの「幸福」を得るための仕組みを知ることが、悩みの解決の糸口になるかもしれません。
脳科学とは何でしょうか?
ウィキペディアでは以下のように解説されています。
脳科学(のうかがく、英: brain science)とは、ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野である。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどである。
簡単に言うと
「脳がどのように情報を処理し、記憶を形成し、感情や行動を制御するかを理解することを目指し研究している学問分野」
ということになります。
例えば、脳がどのようにして学習や記憶を行うのか、感情がどのように生じるのか、病気や障害が脳にどのように影響するのかなどを研究していることになります。
その脳がどのようにして情報を処理しているのかを科学しているこの脳科学の目線から見たときに、ヒトは「幸福」を感じるとき脳の中ではどのような反応が起きているのでしょう?
ヒトが「幸せ」を感じるときは、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィン、アドレナリン、ノルアドレナリン、GABAなど、100種類以上の幸福物質が出ているといわれています。
ドーパミンは、お金や成功、達成の幸せ、セロトニンは、やすらぎ、気分の安定の幸せ、オキシトシンは愛、つながりの幸せ、エンドルフィンは、ランナーズハイに代表される限界状況に陥ったときに出る多幸感の物質、アドレナリン、ノルアドレナリンは、興奮、不安、恐怖、例えばジェットコースターに乗ったとき、あるいは、テレビで格闘技の試合を観た時のエキサイティング、スリリングな快感と関係しているといわれています。
私たちの日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質として「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の3つが注目されています。
エンドルフィンやアドレナリン、ノルアドレナリンは、追い詰められたときなどの特殊な状況で分泌されるので、日常的な仕事や家での生活場面においては、使いづらい脳内物質です。
また、100種類以上ある幸福物質の中には、十分に研究されていないものも多く、自分の意志や行動でぶんぴ分泌、調整できないものが多いと考えられています。
「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」は多くのウェブサイトなどで「幸福物質」「幸福ホルモン」と紹介されており、世界的に見ても3大幸福物質といってもよさそうです。
「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」が十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。つまり、脳内で幸福物質が出た状態が「幸せ」であり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」であると言えます。
家族会Buddyでは、依存症やひきこもり、発達障がい、不登校など家族が抱えやすい問題に対してそれぞれの専門家が質問にお答えいたします。
そして、セミナーや講演、ワークショップ、座談会、サロン、レクリエーションなどを通して、家族や仲間みんなみ「幸福」となれるよう、これまでご説明した「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」がバランスよく分泌され「幸福」を感じられるような活動を行っていきます。
まずは、お悩みを抱えず、相談されることが一歩目です。
「幸福」になるための一歩として、今抱えておられる悩みを私たちにご相談ください。
コメント